こんにちは。栗原佳子です。
レイキは、日本発祥の癒しの技法として世界中で広く実践されています。
その中でも、「現代レイキ」と「西洋レイキ」は多くの人が関心を持つ2つ
の主要なスタイルです。今回は、両者の違いと特徴を詳しく解説し、それぞ
れの魅力をお伝えします。
歴史的背景と起源
レイキの源流は、1922年に臼井甕男が創始した「臼井式靈氣」にあります。
この技法は、宇宙からのエネルギーを活用し、心身のバランスを取ることを
目的としたヒーリング技法です。
現代レイキの背景と起源
臼井式レイキを基に、西洋に伝わったレイキが逆輸入され、日本で発展した
ものです。西洋の影響を受け、自己成長や日常生活への応用が含まれていま
す。
西洋レイキの背景と起源
1930年代にハワヨ・タカタ女史によってアメリカに伝えられた後、西洋文
化に適応する形で発展しました。シンボルを使った技法が確立され、自己
ヒーリングや遠隔ヒーリングが広く普及しています。
ヒーリングの目的
現代レイキヒーリングの目的
は、単なる癒しにとどまらず、個人の内面的成長や精神性の向上を重視しま
す。日々の生活にエネルギーを取り入れ、総合的な幸福感とバランスの実現
を目指します。心の安寧と調和の回復が強調され、自己の成長と癒しが融合
した実践が奨励されています。体の不調にも活用できます。
西洋レイキヒーリングの目的
自分自身と他者へのヒーリング技術の習得と、心身のバランス調整を主な目
標としています。エネルギーヒーリングの手法に焦点を当て、特に身体の不
調やエネルギーの均衡回復に重点を置いています。また、個人の潜在能力の
開発や遠隔でのヒーリングも重要視されます。
手法と技法の比較
現代レイキの基本技法
手をかざしてエネルギーを伝える方式です。現代の需要に応じて、自己啓発
や精神的バランスを整える手法が取り入れられ、瞑想や肯定的な言葉の反復
なども含まれることがあります。
西洋レイキの技法
特定の記号や言葉を用いてエネルギーを増強し、遠隔治療や精神的成長の支
援に活用します。エネルギーの流れを利用した癒しに加え、瞑想や呼吸法な
どの実践もよく取り入れられます。エネルギーの中心点であるチャクラとの
関連性が強調され、手のひらを用いたヒーリング技術が多用されます。
シンボルの使用
現代レイキのシンボル
採用されているシンボルには、西洋レイキから導入されたものが含まれてい
ます。
現代レイキは、日本の伝統的なレイキと西洋で発展したレイキの手法を融合
させたものであり、その結果、シンボルも西洋レイキで一般的に使われてい
るものと似ています。
西洋レイキのシンボル
シンボルが重要な要素となっています。これらはエネルギーの増幅や特定の
効果を引き出すために使用され、特に遠隔ヒーリングや意図的なエネルギー
ワークにおいて重要な役割を果たします。
学びのプロセス
どちらとも、初心者からマスターに至るまでの学習過程に段階が設けられて
います。通常、レベル1(基礎)、レベル2(中級)、レベル3(上級・マス
ター)という3つの段階があります。ただし、各段階の名称や具体的な内容
は、教室や指導者によって異なる場合があります。
現代レイキ
各段階で自己成長と癒しの技法を学習しながら、徐々に高度な技術を修得し
ていきます。
西洋レイキ
では、各レベルでシンボルや特定の言葉の使用法、遠隔ヒーリングなどの技
術を段階的に学んでいきます。
アプローチの特徴
現代レイキの特徴
現代社会に適応した柔軟な手法が特徴です。日常的にエネルギーを活用し、
精神と肉体のバランスを保つことを重視します。自己啓発や精神的成長に
より重点を置いていますが、もちろん体調不良や疾病の改善にも応用でき
ます。
西洋レイキの特徴
臼井氏の教えが欧米に伝播する過程で、文化的背景や解釈の違いにより一部
の手法や教えが進化・変容しました。ですが、基本的なエネルギー療法の原
理やヒーリングの目的は、現代レイキと共通のものです。
どちらを選ぶべきか?
現代レイキと西洋レイキのどちらが優れているというわけではありません。
臼井靈氣を基としているため、目的などに大きな差はありません。良いもの
を残しつつ、引き継がれてきており、生活する国や社会に適応するように変
化しています。スクールによっては、両方を融合させて伝えている場合も少
なくありません。
選び方のポイントとしては、まずレイキを学ぶ目的を明確にすることが大切
です。その上で、スクールや教室のカリキュラムが自分の受講目的に合った
ものかを確認してから決めるのがおすすめです。
結論
現代レイキと西洋レイキの違いを知ることで、あなたに最適なヒーリング方
法を見つけることができます。自分の目的や生活スタイルに合ったレイキを
選ぶことが、より効果的なヒーリングを実感するための第一歩となります。
レイキについて、詳しく知りたい場合は、まずは体験講座を受けられること
をおすすめします。お気軽にお問合せ下さい。
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